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咳の多くの原因は風邪です。気道に異物を感じたときに出る咳は、異物を感じたその時だけですので心配はありません。
咳は本来、気管に痰が、何か有毒なものを吸い込んだときに出るものです。
しかし、夜中に咳き込んで寝られないお子さんはいませんか?
とても苦しそうですよね?
日中あまり咳をしないのに、夜中または明け方に咳をするお子さんもいらっしゃると思います。
子どもの場合だと連続で咳をすることで、嘔吐してしまう場合もあります。
なぜ、夜中に咳が連続でして出るのかをお話したいと思います。








・布団に入ると・・・
布団には目に見えない、埃やダニが沢山潜んでいます。
咳がでる多くの理由はこれです。
風邪のときは、気管やのどが弱っていますから、ちょっとした埃やダニが異物となり咳がでます。
寝ているときは布団の中で動きますから、自然と埃が立ち、それを吸い込むことが原因で咳をしてしまうのです。


布団は、天気の良い日に天日干しし湿気を逃して、ダニの好む環境を作らないようにしてください。
布団たたきで沢山叩く人がいますが、これは埃やダニを浮かせてしまうだけですので、軽く叩き掃除機で吸うのがベストです!
布団を干せない場合は、布団乾燥機や除湿機で湿気を取り除いてあげると良いですね。


横になると・・・
体を横に倒すことで、肺のほうにあった痰が気管まで上がってくることが原因で咳を引き起こします。
また、温かい布団に入ることで血液循環がよくなりますが、寝ているときは呼吸運動が低下するため、気管が鬱血して粘膜を刺激するので咳がでます。
明け方になると、黄色のどろっとした鼻水が喉のほうに流れ込むことが原因で咳がでるようです。 


・対処方としては・・・
咳が出るとき乾燥していると余計に咳がでます。
加湿器などで部屋の湿度を保ってあげましょう。
また、湿ったタオルで鼻や口を軽く覆うことも効果的です。
昔はよく「ひどくなるのでお風呂には入らないでください」と言われてたと思いますが、お風呂に入ることで喉が潤い痰が出やすくなりますので、お医者さんでも勧める方が増えてきているようです。
背中をさすったり、軽く叩くことで痰が出しやすくなりますので、少しでも楽にしてあげられるように覚えておくと良いかもしれませんね!